交通事情により消防車が接近できない地域など、この消防自転車を使用して初期消火を行う国も少なくない。 特に自転車大国中国では。このような消防自転車が功を奏する。
インパルス消火システムよりもさらに威力が強く、消化能力に長けているのがこの車両。ボディは戦車のボディを使用しているため、走破性は抜群。
昭和の初期から中期にかけて活躍した消防車両。 普通自動車のハンドルと違い、オートバイのハンドルと同様のハンドル形態で、取り回しも非常に良く、多くの町で使用された。後部には退院がつかまり立ちで乗り、警鐘を打ち鳴らし、手動のサイレンを鳴らした。 写真のくろがね号は、企業の倉庫で発見され、小田原市消防の職員が非番日に復元し、復活する事が出来た。
スキー場など消防車両が進入出来ない雪上で傷病者が発生した際に需要があるのがこのスノーモービル。 その機動性の良さを利用し、傷病者を雪上の上を滑るように搬送する事も出来る。 利便性の高さから、主に豪雪地域の消防団などに配備されている。
ドイツのMAN社が製造する双頭の消防車。 世界に4台しかなく、アジアでは上海万博に伴い導入された。 ヤーヌスとは、ギリシャ神話に登場する出入り口と扉の神。 前後に2つの顔を持っている事から、ヤーヌスと名付けられた。 狭あい地域での展開の必要が無いため、転回する必要が無い。 迅速に消火活動するのに、最適な消防車両。
いち早く現場に駆けつける世界初の消防用自動二輪車。 ミストドラゴンは、扱い易い250ccスクーターをベースとした世界初の完全完結型水槽付消防用自動2輪車。 オートマチック車の為、クラッチ・ギヤシフトの操作が無く、アクセル・ブレーキのみの為操作が容易。 「いち早く消火へ」コンセプトとし、現場到着時間の短縮、活動開始時間の短縮、優れた初期消火能力という命題に消防車メーカーとして出した答えのひとつ。 高性能なガンによるウォーターミスト消火。 他に類を見ない1~100μmの微細な粒は火災源の深部にまで入り込み、初期消火において抜群の消火能力を発揮する。
横浜市消防局が保有する無人消防ロボット。 人が近付くことの出来ない困難な現場で活動し、放水までする無人無線型ロボット。 移動はとのキャタピラの性能を活かし、不整地でも走行し消火をする事が出来る。 アームのアタッチメントを変える事で、要救助者救出用のアームを伸ばし、救助作業にも従事出来る。 名前の由来、330は当時の横浜市の人口から名付けた。
航空機(ヘリ)の始動の電源供給をする車両。 ヘリのバッテリーでは何回も始動ができないため、外部よりバックアップするための車両。
急勾配の崖地などで掘削作業を行えるように開発された車両。 重機が入れないような土砂災害の現場で威力を発揮する。 一見普通の重機に見えるが、シリンダーがクローラー部から延び、垂直の崖と水平に作業を行うことが出来る正に特殊な車両。