広報車は災害現場での市民への広報活動や、火災予防の広報業務に対して活用される車両。 ゆえに、各消防本部で地域特性に合わせて様々なタイプの広報車がある。 とは言え、ただの足ではなく、緊急時や大規模災害時において、いち早く応援部隊や広報部隊を災害現場へ送れるよう、緊急走行が出来るように赤色灯とサイレンを装備し、常に無線にて情報収集を行う。 いざという時にも、消防の後方支援的な車両。
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東急車輛がディーラーとなり日本に来た、ベンツシャシーにメッツ社が艤装を施した30m梯子車。 関東、信越に数台が配備されたのみで、後に東急車輛が輸入販売を停止した為、現在は導入されていない。 日本に数台しかない希少な車両。
今年の危機管理産業展で発表されたのが、アメリカでATVなどのオフロードを手がけているメーカーのポラリス。 全地形対応型車両をメインで手がけているため、このランページはその集大成といったところ。 普通乗用車と変わらない大きさで、地上での最高速度は時速80kmと軽快。最大登坂能力は45度で、沼地、新雪、土砂崩れ、瓦礫、火山灰など物ともせずに走る。
可搬ポンプなどを手がけるトーハツが、技術の粋を結集して作ったのが高機動型水陸両用車。東日本大震災などの影響を受け、日本の地形にあったタフな水陸両用車を開発した。 電動ウィンチを積載し、最大人員は8名にものぼる。
国際緊急消防援助隊(IRT-JFS)が海外の被災地へ消防車両や航空機を輸送するためには、並外れた輸送機でなければならないため、このロシア製のアントノフが使用される。 そのため、「超大型輸送機」というカテゴリーに位置付けられており、カーゴ室には3,000kg容量の2連ウィンチと10,000kg容量のクレーン2機を搭載している。 国際緊急消防援助隊が被災地で自国の車両を使用し安全な活動が行えるのは、このアントノフ無くしては出来なく、まさにモンスター級の輸送機である。
もとは冷戦時代、CBRN(化学、生物、放射性物質、核)攻撃を受けた際のタンクの汚染除去の為にハンガリーのエンジニアのチームよって開発されたという消防車。 T-34戦車にミグ21戦闘機のジェットエンジン2基を合体させた最強の消防車。 消火ユニットを起動させると、ミグエンジン上の6個のノズルによりジェット排気と水蒸気が混じり合い猛烈なスプレーとなる。約850リットルの水が最大速度でたたき出される。